Raspberry PiをUSB(HDD)で起動させる
Raspberry Piを利用したサーバ作り、なかなか面白いです。
外部公開用の自宅サーバにするために、MicroSDカードでの運用は、24時間稼働には厳しいと思うので、
外付けHDDをUSB接続し起動直後は、全てHDDで稼働するようにしました。
また、このRasberry Pi を24時間稼働にしたいので、ファンを取り付けました。
使用するHDDは、写真右のケースを利用しました。
※ 当初は1000GBのHDDが組まれていましたが、Windows10では正常に動作・認識せず
HDDも壊れ諦めていた所、HDDを交換しLinuxに繋いだら正常認識。! ラッキーです。
それで、320GBと60GBのHDDをセットし320GBをメインドライブとしました。
パーティションの作成
このメインHDDをDataとSwap(約2GB)に分けてフォーマットしました。
起動ファイルシステムの指定の変更
/boot/cmdline.txt には起動時のルートファイルシステムとして SDカードの領域は指定されています。
これをハードディスクのパーティション (/dev/sda1) に変更します。
起動は、SD カードからブートしてカーネルを読み出した後は、すべてハードディスクが使われます。
ファイルシステムのコピー
SDカードのルートファイルシステムをハードディスクにコピーします。dd コマンドを使用しなくても、
普通のコピーコマンドで 「-ax」オプションを使えば大丈夫です。数分待って下さい。
※ ここの記事は、Raspbianをもとに記されている様ですが、 CentOS7 でも正常に
動作してくれました。
再起動
再起動すると、SD カードからブートしてカーネルを読み出した後は、すべてハードディスクが使われます。
SDカードへの頻繁な書き込みによる劣化の心配は少なくなりますね。 Raspberry Pi を酷使できます。
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/root 293G 4.1G 274G 2% /
devtmpfs 460M 0 460M 0% /dev
tmpfs 464M 0 464M 0% /dev/shm
tmpfs 464M 42M 423M 9% /run
tmpfs 464M 0 464M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p1 286M 42M 245M 15% /boot
/dev/sdb1 55G 81M 52G 1% /tool/disk2 #ここはsamba用
tmpfs 93M 12K 93M 1% /run/user/42
tmpfs 93M 0 93M 0% /run/user/1000
以下のサイトを参照しました。